天吊り作業
いよいよ設置です。
とりあえず設置予定の天井をはがします。
天井をはがした状態
構造が石膏ボードと木材だったのではがすのは結構楽でした。
(軽量鉄骨だったら大変でした。)
上の方に写ってる縦に走るH鋼を利用して取り付けます。
位置出し
振り下げ(建築関係で位置出しをする道具)を使って設置位置の墨出しを行います。
これを丁寧にやると後々楽が出来ます。
天吊り部を仮組みする
H鋼の間に材木とボルト・ナットを利用して金具を取り付けます。(このときは仮組み状態。)
ホームセンターで9cmの角材と2×4のSPF材、全ねじボルトとナットを買ってきて
吊り下げ部を製作しました。
材料費は締めて7000円。
吊り下げ金具と一番上の材木の間の材木はスペーサー代わりに使ってます。
基本的に荷重は全ねじボルトと一番上の材木で支えます。
ちなみに金具の上に乗っているアルミの物体は水平器です。
どうやって取り付ける?
さていよいよ天吊りの作業ですが、何分にもこのプロジェクター100Kg近くあります。(金具合わせれば110Kg。)
そこでご登場願うのがこの道具。
チェーンブロックです。
会社にある物を借りてきたのですが、写真の物は1トンの物を吊り下げる能力があります。
これを使って吊り下げ作業を行います。
吊り下げ作業
吊り下げ作業中の写真です。
(フラッシュ炊いてるのでブラウン管が光ってます。)
結構楽に持ち上がってくれます。
吊り下げ完了
位置出しをしておいた全ねじボルトに固定し、ここまでの作業終了です。
最終的に水平等の微調整が必要です。(これは後日。)
うまい事収まりました。
チェーンブロックの吊り下げ方
チェーンブロックは真ん中辺りに写っているアイボルトに吊り下げて使用しました。
H鋼と上部階のスラブ鋼?の間に隙間があったので5cm辺のLアングルを加工して差し込み
アイボルトを取り付け、それにチェーンブロックをぶら下げました。
さて何とか天吊り作業が終わりましたが、
ここまでの作業
”一人で”
行いました。(笑
我ながら良くやりました...。
さて次はスクリーンを作らねば。
2003/12/07 発行